ビターチョコ

イコライザーのビターチョコのレビュー・感想・評価

イコライザー(2014年製作の映画)
4.0
面白かった!
スカッとした。
2014年の映画。
いま三作目の最終章が公開中のようだ。
その第一作目である。

■あらすじ
知的で面倒見がよく、やさしい男がいる。実は元CIA諜報員だが、今は前職を隠し、都会で平和に暮らしている。その彼の平和を壊す奴らがいる。巨大な悪の組織だ。しかし彼は、たった一人で挑んでいく……。

●主人公
頭脳明晰で知的な男だ。度胸もあり、そして何と言っても経験豊富で驚くほど強いから、安心して観ていられる。本当にもう圧倒的に強い。

●感想
勧善懲悪もので、120分以上ある。私にとっては長過ぎる。だが映画で130分は長いうちには入らないだろう。が、勧善懲悪ものなので、個人的には90分くらいだと嬉しい。

コメディ要素がほとんどなく、主人公には愉快な相棒もいない。だから、2時間ずっと気が休まらない。でも主人公が圧倒的に強く、どんな奴でも倒していくので「スカッ」とした。だから大ヒットしたのだろうし、三作目も作られたのだろう。

私はこの一作目でもう満足だ。
続編はたぶん観ないだろう。

●追記(2023/10/15)
他の人の感想を読んで気付いた。
私はこの映画を一回しか観ていないが、情報をたくさん見落としているようだ。亡くなった主人公の妻のことだ。なぜ彼が本を読んでいるかを私は考えたことがなかった。だから再見しようと思う。来年になるかもしれないが。そして続編も観るかもしれない。

●余談(読む必要なし)
悪の組織を一つ壊しても、他にたくさんあるし、どんどん出来るわけで、だから正義の味方が頑張って悪の組織を倒しても、悪の組織は無くなることはないだろう。『サイボーグ009』のブラックゴーストと同じだ。つまり人間そのものが悪なので、どうしようもない。

言ってしまえば、庶民がみんな(欲望だらけで身勝手な)悪人なのだ。映画じゃなく、日常はトラブルだらけだが、その原因は(極悪な犯罪者など)悪い奴じゃなく平凡な庶民なのは誰でも知っていることだろう。