彦次郎

デッドゾーンの彦次郎のレビュー・感想・評価

デッドゾーン(1983年製作の映画)
4.0
交通事故で5年間意識を失い職も婚約者も(後には身内も)失うもサイコメトリー能力を身につけた元教師が人生に苦悩しながらも人助けをするサイキックドラマ。
この作品が変わってるのは事件中心ではなく時間の流れに沿って事件が起こるところでしょう。
謎の殺人鬼追跡、金持ちの息子との交流と救助、悪意ある大統領候補の陰謀阻止など彼が行う正義の数々に対して世間の理不尽な評価が酷い有様です。心に傷(大体は婚約者のせいもある)を負った状態で人知れず正義を貫く姿勢はまさにヒーローです。
一矢報いるラストも物悲しくも素晴らしいです。
彦次郎

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