YellTao

ラブリーボーンのYellTaoのレビュー・感想・評価

ラブリーボーン(2009年製作の映画)
4.5
突如奪われた、未知数の希望を痛感。

14歳の残したものへの愛と執着、殺人犯の異常性と綿密性。
そして、残された家族の喪失感…。

実際、こういった事件が現実に起きていて、被害者たちが最後に経験して目にすることは想像を絶するわけで…。
宗教とか魂とかっていうのではなくて、記憶を持ってこの世を去ることになるのであれば、せめて恐怖や痛みだけは忘れて欲しいと祈ってしまう。

大人になれば色々あるけど、まだ14歳だもん。
頭ん中ファンタジーだし、好きな人とキスしたかったなぁ〜って絶対思うよね。
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