PANDADA

ザ・ヤクザのPANDADAのレビュー・感想・評価

ザ・ヤクザ(1974年製作の映画)
3.0
アメリカで商社を営むタナーは武器密輸の件で失敗し、日本のヤクザ東野組に娘をさらわれてしまう。タナーは日本通で、日本のヤクザ田中健に貸しのある旧友のハリーに娘の救出を頼むのだが、、、といった感じのお話。

なんと、ロバート・ミッチャムと高倉健の共演です。
健さん英語がとても堪能です。
お二人ともさすがの存在感で文句なしです。

外国人が作ったヤクザ映画にしては、きっちりと抑える所を抑えていますね。
よく研究してます。

でも、なんかあれもこれもとストーリーに取り込みすぎてる感が否めません。

それでもラストはキレイにまとめてはいます。

健さんの殺陣のシーンは文句なくカッコ良いんですが、屋内で日本刀を上段に振りかぶるのはいただけない。実戦的ではないですね。

それでもカメラワークとかけっこう凝っていて、観応えは十分。

ハリウッドヤクザ映画の秀作です。
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