kazu

髪結いの亭主のkazuのレビュー・感想・評価

髪結いの亭主(1990年製作の映画)
4.0
若かりし頃に観たフランス映画は
当時の自分にはとても難解で
リュック・ベッソンで初めて
「あ、フランス映画でもこんな面白いのあるんだ」って思ったくらい笑

衛星録画されていたので久しぶりに鑑賞
…こちら観る側の引き出しが増えたからなのか、割と面白い笑

ただ、説明するのは非常に難しい類いの映画だなぁという印象。

太ってる人や女性の胸への好奇心など
性の目覚めに関する描写は

男性なら不思議と共感出来るシーンも多く、どこかノスタルジックで甘酸っぱい気持ちにもなる。


何て言うんだろう…
美術館で絵画を前にして
いろんな想いを巡らすような
どこか絵画を嗜むような感覚で観る映画だなぁと。


バカと天才が紙一重なように

エロとアートも紙一重よね。

素敵な作品だと思います。
kazu

kazu