ぶちょおファンク

LOFT 完全なる嘘(トリック)のぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

1.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2 中盤★2 終盤★1.5

ベルギー→オランダ(今作)→アメリカ…の流れでオリジナルからリメイクされ、ベルギー版は観てないけどアメリカ版『パーフェクト・ルーム(邦題)』(★1.5)を観て今作に至る。

良い点
◯アメリカ版では弱かった真犯人は“妻ら”が共謀…?
というのが少し強め。

気になる点
●アメリカ版よりは少し真犯人の動機に合点はいくが、それでも殺害しようとする動機となる心理描写が弱い。
これはアメリカ版を観てる時も思ったけど、個人的には同性愛による“嫉妬と愛憎”という要素を入れても良かったような…?
●てっきりアメリカ版はハリウッド的にアレンジしたラストシーンかと思ってたらこちらも同じく…。

☆総評
演出、展開、台詞がアメリカ版と9割方同じ、アメリカ版はオリジナル版と同じ脚本家と監督なんで、オランダ版の今作は恐らくオリジナル版との差異はほぼ無いんだろう…。
そんなのわざわざリメイクする必要があるですかね?

とりあえず言えることは、基本的に巧みなミステリでもなく大して面白くもないので(設定と状況は面白い)オリジナル版まで観たいとは思えない。


2021年334本目(+短編20本)