KengoTerazono

アンダーグラウンドのKengoTerazonoのレビュー・感想・評価

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)
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祖国を失った怒りと悲しみがあの喜劇の中に全て詰まっている。
戦争も殺人も全部許すが、忘れない。祖国での幸せの日々も、その中に含まれているから。
ユーゴスラヴィア大叙事詩。ユーゴスラヴィアへのラブレター。
怒りと狂気と悲しみの舞踏会が始まる。音楽と鼓動が躍動し、全てごちゃ混ぜにして踊り狂う。笑い飛ばす。
我々もかつて戦争で祖国を失いかけた。彼らの悲痛は想像することができないが、少しばかりは汲み取れるはずだ。
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