Newman

阿弥陀堂だよりのNewmanのレビュー・感想・評価

阿弥陀堂だより(2002年製作の映画)
3.8
静かないい映画でした。
長野の田舎でこの映画のタイトルになっている阿弥陀堂だよりという村の広報誌に毎月記事を書いている若い女性小百合さん(小西真奈美)が死なないで欲しいと本当に思いながら見ていました。私にしては珍しいことなのですが。
長野の山深い緑、紅葉、雪の中の林が綺麗でした。
もちろん、売れない作家で夫の寺尾聰と医師として忙しく働いていたために少し精神を病んでいた奥様の樋口可南子もいい演技でしたが、北林谷栄さんがどこの田舎にもいそうだけど、いろんなことを達観していてよく分かっているおうめばあさんをいい感じに演じていて、この映画を味わい深い作品にしてくれていたと思います。
終わり方も素敵でした。
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