けーな

ラブ・アクチュアリーのけーなのレビュー・感想・評価

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)
4.5
再鑑賞&再レビュー

前回のレビュー
『クリスマス前には、必ず見たい』
(2014年4月28日)

以前のレビューは、上の一言だけだった。必ず見たいと言いながら、その後、一回も見ておらず、今や、かなり忘れてきていたので、再鑑賞した。この6年間で、沢山の映画を見てきたし、最近では、イギリス映画を多く見ているので、改めて今作を見ると、他の作品で色々と見てきた俳優陣が、さまざま出てきて、面白かった。

そして、コロナ禍の今(2020.12)、これを見て、映画の初めと終わりに映る空港の到着ゲートのシーンが、とても感慨深く、ぐっと来た。そのシーンでは、旅先から帰ってきた家族や恋人、友達を出迎える人達で、到着ロビーが、ごった返し、愛しい人がゲートに現れると、迎えに来た人達は、満面の笑みをたたえて駆け寄り、ハグしたりキスし合う様子が映し出される。悲しいことに、コロナ禍の今、現実では、このようなシーンを見ることはできない。

その空港の到着ゲートのシーンで、ヒュー・グラントが話す語りの抜粋を以下に。

「世の中に嫌気がさしたらヒースロー空港の到着ゲートへ。ここには愛の光景がある。見回すと、実際のところ、この世には、愛があふれている(Love actually is all around .)」

1日も早く、人々が、世界を行き来でき、親しい人と接し合える日が戻ってきますようにと、この映画を見た今、改めて強く思った。
けーな

けーな