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ラブ・アクチュアリーのEUJのレビュー・感想・評価

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)
4.1
「ラブ・アクチュアリー」

あらすじ:

舞台はロンドン。クリスマスまで残すところあと5週間。

元大人気ロックスターのビリー・マックは、カムバックを果たそうと自分の過去の名曲をクリスマス風にカバーした歌を発表しますが、こんな駄作を発表するまで落ちぶれてしまった自分の身を嘆いていました。そんなビリーの事情を背景に、ロンドンに暮らす18人の男女のいろんな「恋愛」の形が描かれていきます。

秘書のナタリーに一目惚れした首相デイビッド。妻を亡くしてから息子サムと心を通わすことのできないダニエル。ハリーはしっかり者の妻・カレンがいるにもかかわらず部下に誘惑され、サラはカールに片想い中も進展なし。そしてマークは親友の新妻ジュリエットに恋をしていた……など。

複数のストーリーが複雑に絡み合う中で、登場人物たちは幸せに近づいたり、遠ざかったりを繰り返します。果たして、彼らはクリスマスの日に愛と笑顔を手に入れることができるのでしょうか?

----------------------------------------感想:

傑作でした。

まずは俳優陣。
イギリスの名俳優を集めてきましたね。
ヒュー・グラント、アラン・リックマン、コリン・ファース、リーアム・ニーソン、キーラ・ナイトレイ、ローワン・アトキンソンなどなど、彼ら以外にも名俳優がゴロゴロ出演します。正直、これだけでも見応えがあります。笑

ストーリーもかなりよかったです。
今作はオムニバス形式で展開していきます。もちろん、登場人物が多く、複数のストーリーが展開していきますが、どれもしっかりとまとめおり、作中に見どころのあるシーンやクリスマスソングがいいタイミングで散りばめており、構成にセンスの良さを感じます。

いろいろいいシーンはありますが、個人的に特に印象に残るシーンとしては序盤や終盤での空港シーン。しっかりと引き込まれました。

(あと、ローワン・アトキンソンは常にいい仕事してますね。笑)

名優たちがおくるクリスマスにぴったりな人と人との絆を描いた作品。ぜひ、見て欲しいです。
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