4歳の女の子ポネットが、大好きな母の死を受け入れるまでを描く。やはり、ヴィクトワールちゃんの演技がすごい、というかこんなに小さくても演技できるんだということが驚きだったが、彼女の自然な所作をそのまま生かしたような所もあったのではないだろうか。
ポネットが自分の世界に閉じこもる様子がとても細やかに描かれていて、いかに母が恋しいかということがひしひしと伝わってきた。感動的だった。
またキリスト教が身近である社会での話だったが、これがそうじゃない社会の子どもだったらどのようにこのような試練を乗り越えるのだろうか、と思う。