おのちん

きみに読む物語のおのちんのレビュー・感想・評価

きみに読む物語(2004年製作の映画)
3.0
自分が親の立場だったら、お母さんの仕打ちを責められるだろうか?

かなり久しぶりの2回目。
見てからここに書くまでに1ヶ月近くたってしまったので感想を忘れかけてます。

終始チュッチュしてたのは印象に残ってますが、実際にライアン・ゴズリングとレイチェル・マクアダムスがこの共演をきっかけに付き合ったらしいので、あれはリアルなチュッチュだったんだなと。

基本はロミオとジュリエットなんですけど、おじいちゃんの朗読でひと捻り。(書きながらだんだん感想思い出してきた。)
でもひと捻りの割には、かなり冒頭でおじいちゃんとおばあちゃんがどんな関係なのか、ほぼバレバレですよね。なんとなく「別にバレてもいい」って演出に見えましたけど、もうちょっと分かりにくくしておいたほうがよかったのでは。

レイチェル・マクアダムスのお母さんのキャラづくりがしっかりしていた。キャラが立ってた!若い頃の自分だったら理解できなかったと思いますが、自分が年を取るほど、あんな感じでわが娘の幸せを願うお母さんの気持ちはよくわかる。

最後の終わり方は、かなりメルヒェンな、おとぎ話的な終わり方でしたが、おなじ夫婦ものだと「ロング,ロングバケーション」のような、あまりにも現実的でシビアなエンディングのほうが好みです。

2018.6.13
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