Carroll

ブラッド・アンド・ゴールド ~黄金の血戦場~のCarrollのレビュー・感想・評価

3.3
大戦末期、脱走兵と田舎村の女性が金塊をめぐってドイツ軍とハチャメチャバトルする羽目に!果たして命運やいかに!

序盤から中盤にかけては風呂敷の広がりにワクワクします。
そして終盤は先の展開が読めないはちゃめちゃカオスっぷりに呆然。
何かの誰かの話で、映画などの作中に出てくるナチスはクソミソに描いても良い。むしろそれが推奨されるくらいの話を聞いたことがあるような無いような気がしますが、この映画もまぁまぁな悪役っぷりでした。欲を言えばもっとクズで道理から完全に外れてる感じがするとなおグッド! 

意外とこじんまりで、派手な人体破壊描写もなく、雰囲気から期待する血と鉄と汗と泥に塗れた感は少ないですが、コンパクトながらしっかりと展開で魅せてくれる映画でした。
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