1986年、ソウル郊外の農村で起こった連続殺人事件のお話。犯人を追う刑事は容疑者を何人か尋問していたが、決定的な証拠はなく、拷問のような行為で自白を取ろうとしていた。
40年近く前の韓国の郊外の雰囲気に興味津々。デモが行われていたり、なんの避難訓練?ミサイル?
かなり頼りない捜査で、容疑者に自白を強要する中、ソウルから1人の刑事が赴任してくる。そこから少しずつ進展するが….
雨の日、赤い服を着た若い女性が、無惨な姿で殺される。そして、決まってラジオでは同じ曲が流れることに気づき、そのリクエストハガキをたどる。
雨の中、泥にまみれる感じ。尋問室も暗く地下。エグい描写も多い。次々と起こる同じ手口の殺人。この世界観…なんの情報も入れずに観たら、あ、ポン・ジュノ監督作品だった。なるほど。
容疑者の尋問の際痛めつけても傷がつかないように、専用の靴カバーまであるし…
最後まで目が離せず、あっという間に終わっちゃった。面白かった!実際の事件をもとにしてるんだって。
過去録画作品、絶賛して消化中。