私は連続殺人犯にとても興味がある。
殺人犯と一流の外科医の脳が似ていてその家系における殺人犯と外科医の確率が同じくらいという過去の衝撃なデータを基にして書かれた本を読んでそこだけ忘れられなく記憶に残っていた。
殺人犯も外科医も血を見る事に抵抗がなく紙一重だという事だ。
医者になるぐらいならさぞかし頭も良かったのでは?
何故殺人鬼となってしまうのか。
人生とは全くもってどちらに転ぶのか分からず表裏一体なのだと恐ろしくなったものだ。
私は連続殺人犯に興味はあるもののジェイソンやフレディなどの映画の上での連続殺人犯物は苦手なのだけどその人物に焦点を当てた読み物や映画、テレビ番組が好きだ。
殺人犯の生い立ちなどテレビでやると絶対見てしまう。
今作を観た理由の1つに全米を震撼させた「サムの息子」を取り上げていたからだ。
デヴィッド・バーコウィッツ。
1976~1977年の間に44口径の銃やショットガンで6人を殺害し8人に重軽傷を負わせた連続殺人犯である。
懲役刑は365年‼︎
この荒唐無稽な懲役刑はニューヨーク州に死刑がなかった為だそうだ。
現在は64歳。
模範囚だそうだ。
しかし365年の刑期ならどんなに模範囚であったってそれを差し引いても一生塀の外に出る事は出来ない。
日本の無期懲役の甘さが見え隠れしていっそのこと死刑にするかアメリカの様に生きてないでしょ!というくらいの刑期の長さを求刑してもらいたいものだ。
無期懲役=いつか出てくる。
日本ではそんな固定観念が定着しつつある。
数々の興味深い連続殺人犯がいる中で私はデヴィッド・バーコウィッツはノーマークだった。
だってレイプする訳でもなくただ銃で撃ち殺す事に犯人の真意が見えずそれ程興味も持てず忘れかけていた存在だった。
その「サムの息子」を取り上げている、しかも監督がスパイク・リーで未見だった為興味深々だった。
でも…
結局1977年を背景に作られた今作は「サムの息子」はただの時代背景にすぎなかった。
残念。
あまり詳しくないがその当時爆発的に流行ったセックス・ピストルズをはじめとするUKのパンクムーブメントもエイドリアン・ブロディの奇抜なパンクファッションをやらせたい為だけにこの時代背景にしたんじゃないかと思ってしまった。
ストーリーはただひたすらにジョン・レグイザモがヤリまくる映画!
ちょっといただけなかった。
でもそれを差し引いても若いエイドリアン・ブロディがパンクファッションに身を包みステージに立つ姿はさながらに本物のミュージシャンに見えちょっと貴重なものを見た感じで良かった。
ミラ・ソルヴィノも若くて可愛いしディスコでの踊りがセクシーだったし。
何度も途中で見るのを止めようと思った矢先に挿入されていた曲に気を取り直し最後まで観てしまった。
それは止めようとした矢先に何故かかかるCSI:NYとCSI:マイアミのテーマ曲だった!\( ˆoˆ )/
懐かしくて2番は知らないぞ!とノリノリで観てしまった。
2曲ともハマりまくったCSIシリーズで思い出深くこんな所で聴けるとは!
でも誰が歌っていて曲名も調べていなくて知らない事に驚愕!
なんでググらなかったのかな?
スコア3の所曲とエイドリアン・ブロディで+0.2!笑
実在の連続殺人犯に焦点を当てた作品をご存知の方いらっしゃいましたら是非教えてください。m(_ _)m