Otun

ラジオ・デイズのOtunのレビュー・感想・評価

ラジオ・デイズ(1987年製作の映画)
4.2
ウディアレン祭継続中です、な
『ラジオデイズ』。

今作は私にとって特別なウディアレン映画。とまぁ、これもどーでもいい話なんすが、20年近く前。
その頃私はレストランの厨房でのバイトが終わった後、必ず夜遅くレンタルビデオ店でビデオを借りては夜な夜な画像の荒い、音質の悪い映画をVHSで観ておりました。

ちょうどウディアレンにハマったのもこの頃で、ある時期はもー、毎夜連日の様に観ておりました。

で。いつものように夜中までのレストランバイトを終え、細やかな楽しみをとレンタル店へ。
ほぼ、網羅していた当時のウディアレン作でまだ観ていなかった今作を借り、すぐ帰宅。

帰宅して、テレビを点ける。
で、借りたビデオを、わくわくとデッキに入れるその刹那。

テレビの画面に、まだ再生していないビデオのオープニングタイトル。
『RadioDays』、と英語表記で出てきました。

???!!!


まぁ、要約すると、単に借りたビデオを観ようとした時に、たまたま偶然、深夜のテレビ映画で今作が放送されていただけの話なんですが。

あの当時は、まだ手に持っているビデオが勝手に始まったファンタジー(?)で、すぐにその現状が把握出来ず、一人でかなりパニクったw。
落ち着いた後、これもなんか示し合わせかなぁとか思った事。
テレビ放送の方じゃなくてビデオの方で、レンタル料金を少し損した気持ちですぐに追っかけて観た思い出とか。
まぁ、個人的なおじさんのノスタルジー。

でも。この映画の、その質と相まって。
忘れられない、いい思い出なんです。



※久しぶりに観たら、若い頃は気づかなかった。
ダイアンウィースト、お芝居めちゃうま。
眼鏡芝居の素早さに爆笑。
Otun

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