健一

老人と海の健一のレビュー・感想・評価

老人と海(1958年製作の映画)
3.1
Filmarksの本作の紹介欄で 本作のジャンルが ドキュメンタリー になっていますけど、ドキュメンタリーではないですよ。本作は。

「老人と海」というか「老人と少年と海」ですよね。

アカデミー賞 92年の歴史の中で主演男優賞を2年連続で受賞しているのは ふたり しかいない。

ひとりは 皆さんご存知のトム・ハンクス。
そしてもう一人は本作の老人ことスペンサー・トレイシーです。

そのスペンサー・トレイシーが哀愁たっぷりに老人を演じていて 彼のほぼ一人舞台を堪能できる作品です。

老人と少年との交流、絆を描いているのだが、何故か少年は老人を名前で呼ばず "オールド メン"と呼ぶ。
何か意味があるのか?

本作は ブルースクリーン合成技術を初めて起用した作品らしい。

まぁ 初めてだからしょうがないけど かなり痛々しい合成のオンパレード。

そしてFilmarksさんが 勘違いするのもわかるくらい とにかくナレーターが終始しゃべりまくり。
ナレーターがほぼ全部 語ってしまうので劇中の老人はかなりセリフが少ない。

演じているほうは、楽チンだろうが 字幕読むこちらは大変だ。

とはいえ87分と尺は短いので意外と観やすい。
老人が海での壮絶な戦いは必見!



ここからチョット ネタバレ!
本作に興味がある方は 読まないで。



老人が朝、コーヒーを飲む☕️シーンがある。
そこでナレーション。

「老人の一日の食事は、これでおしまい。」
「老人は 食べることに 飽きたので食事をしない。」


おーーーーーーい!

死んでしまうよ〜〜〜。 😅😱



😷コロナパンデミック中に鑑賞😷
健一

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