真世紀

悪魔の凶暴パニックの真世紀のレビュー・感想・評価

悪魔の凶暴パニック(1976年製作の映画)
4.0
満月の夜。子供が子守をしていた女性の髪を引っ張ると一房まるまる抜ける。仲間うちのパーティ、機嫌よく歌っていた男がズラと判明。飛び出して戻ってくるや、暖炉に女を押し込むなど暴れだす。

脱毛、スキンヘッドと化した男女が急に暴れだし、殺人鬼と化す事件が多発。事件に関わった男が探り出した事件の真相は…。

コメンタリーの井口昇監督、清水崇監督らバタリアンズも讃えているけど、これはまじで拾い物でした。俳優の演技含め、本当にしっかりした出来。出てくる人々の誰がスキンヘッドをウィッグ、鬘で隠しているのかでサスペンスとするなんて本作ぐらい。

でもって観ているとかつて薄毛からずばり、スキンヘッドにしたプロレスラー武藤の選択は間違ってなかったよななど変なところにも思いが及ぶのであった。

キングレコードグラインドハウスBOX中の一作。
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