Arbuth

デスプルーフ in グラインドハウスのArbuthのレビュー・感想・評価

4.8
なんだこりゃ、最高にイカれてやがる。
勿論褒め言葉です。いやもうほんとサイコー。

実にタランティーノ作品らしく、全体の多分3分の2くらい本筋に直接関係ない会話、それもほとんどがしょうもない下世話な雑談で構成。だけど全然飽きずに観てられるからこの監督はすごい。てか内容がどストレートなB級映画なのに面白さはB級になってないのが流石。

カーアクションと言いゾーイ・ベルのカースタントと言い、全部リアルにやってるから絵力がすごい。正面衝突のシーンしつこく何回も繰り返すの好き。そしてゾーイ本人による(流石本職スタントウーマン!)“シップ・マスト”からのカーチェイスシーン。。最高にクレイジー。

そして終盤10分から始まる怒涛の逆襲劇。こっからがアドレナリン最高潮。
そして衝撃のラスト。”The End”!! こんな締め方ある?
最高にイカしてる作品でした。

それにしても出てくる女性はみんなグンバツの脚の持ち主ばかり。タランティーノは脚フェチなのかな?いかにその脚をホットにセクシーに撮るかに執心してたようにも見えた。特にモノクロのシーン、ムスタングのボンネットに腰かけてアバナシーがタバコを吸うシーンとか。
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