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パフォーマンスのbrianのネタバレレビュー・内容・結末

パフォーマンス(1970年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

監督が2人なので前半と後半で演出の違いが分かる。そのひとりニコラス・ローグは『地球に落ちて来た男』でデヴィッド・ボウイを美しく撮った監督のイメージがあり、この作品でもあっと言わせるシーンがあった。

暴力、フリーセックス、ドラッグなど人間の様々な欲望をサイケデリックサウンドやラーガロックやフォーキーなサウンドなどで明らかに描いていた。

ミック・ジャガーは後半からの登場だが、映画初出演とは思えないぐらいの落ち着いた台詞回しと存在感。野獣のような男っぽさに加えて化粧をした時の中性的な魅力もある。ギターを弾きながらブルースを唄う姿はやはりミュージシャンそのものだ。
セリフを喋るアニタ・パレンバーグは今回が初めて。大胆なシーンの連続ではあったがブロンドヘアにつぶらな瞳がとても愛らしい。ブライアン・ジョーンズやキース・リチャーズが惚れたのも無理はない。
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