《90年代爽やかスポ根》
【役者】
本木雅弘はいつの時代もイケメンだなぁ。演技もいい。竹中直人が少しふっくらしているのもビックリ。ただ正直、その2人以外の演技はそんなに上手くもないような…。それか、エンタメ作品に対する演技の方向性が時代によって変わってきてるのかな。
【演出】
外国人のスマイリーが中盤で発する"本質を問うセリフ"は今の時代も問われている日本の痛いところとしてクスッと来た。
あとは、終盤の竹中演じる青木の決戦に笑い、正子が活躍するまでの伏線と彼女の戦いの見せ方も好きだった。
ただ、劇伴にしても主題歌にしても音楽が合ってるのか合ってないのか…。
【総括】
熱く爽やかなスポーツもの。この系統を引き継いでるのが2000年代の「ウォーターボーイズ」とかになるのかな。今見ても面白みのある作品だった。この手の作品が名を残してるのはなんかいいなぁとホッコリ思ったりする。