ますみん

プラダを着た悪魔のますみんのレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
5.0
大当たり!棺桶に入れてほしい映画!コミカルでオシャレで痛快な作品。
ファッション誌の世界を覗けるのが楽しいし、鬼編集長ミランダや新人アシスタントのアンドレアのキャラクターが素晴らしい。
なによりも先輩アシスタントのエミリーから目が離せなかった。アンドレアに対して最初は懐疑的でありながら仕事はそれなりに教え、いつしか同僚として頼り合い、結局は先を越されてしまう・・。でも、エミリーは最後までミランダの側に残っている。
ファッションが好きな彼女なりの信念やプライドが見え隠れしていた。激務に耐えながら仕事の楽しみを見出している。きっと作品を観ている人はミランダやアンドレアよりもエミリーに近い人間が多いはず。
風邪を引きながらも、仕事が大好き仕事が大好き...と自分に言い聞かせ働く姿が健気!

ミランダがアンドレアにセルリアンブルーの例からファッションの流行と流通について話すシーンが印象的だった。勉強になる!

メインは主人公アンドレアの成長物語。観ていて面白かったのは、彼女と親密になると仕事で挫折や裏切りがあり、離れようとすると大成するところ。
あー、毎日でも観ていられる・・・!
ますみん

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