三船敏郎版。三船ファンとしては、大満足です。
コミカルで笑え、喧嘩・徒競走・太鼓など、三船さんの魅力を満喫できるエピソードたち。勇ましく優しく、真っ直ぐで、血の通った男。そして、慎しさ。この慎ましさが美になる、それが日本らしさです!
昭和の愛すべき人物像として、慕われたのだと思うけど、今じゃ、ウケない話かも。
何度も何度もリメイクされていたのに、70年代以降は一度も映像化されていない。
主演を魅力的にやれる俳優もいないのかもしれないが、オヤジの一途な恋心。身分差もあるから仕方ないけれど、キモいと思われるか!?w
僕は好きです。裏ではやるせ無い想いを抱えていたんだと思う。ぼんぼんが大きくなって、抑えられなくなった。逆に彼らしかったかも。
この一生、ある種「成し遂げてる」と思う。