Gatt

キッズ・オールライトのGattのレビュー・感想・評価

キッズ・オールライト(2010年製作の映画)
4.0
初鑑賞は、上映からちょっと遅れてDVDだったけど、ラファロとジュリアン・ムーアの激しいベッドシーンでショッキングだった記憶w。面白かったけど。

久々の再鑑賞。
このラファロ、背中に過去のトラウマもなんにも背負っていない役柄なので、いつもより生き生きして楽しそうに演じている。ちょっとワイルド風味だし。まぁいるよね、こういう自由人。案外 人たらしなトコもある。

レズビアンカップルのニック(アネット・ベニング)とジュールス(ジュリアン・ムーア)には、精子提供を受けて産んだ娘ジョニ(ミア・ワシコウスカ)と息子レイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)がいる。姉弟は両親に黙って精子提供者ポール(マーク・ラファロ)と会ってしまう。交流が始まったポールと家族だが、ポールの存在が家族の関係に影響をもたらしはじめる。

アネット・ベニングもジュリアン・ムーアもレズビアン役結構演ってるイメージ。
しっかりと子どもたちにも干渉するパパ的なニックを演じるアネットは、最高の存在感です。一番好きな彼女の演技かも。
ミア・ワシコウスカも上手くて、この頃大好きだった。

ぎこちなさそうでいて、結局この家族は纏まってるんだわ。素敵なファミリーの映画です。脚本が面白いので、とっても入り込めました。
ジョニ・ミッチェルはあまり聞いたことなかったけど、アネットの歌唱シーンに釣られ、アルバム「Blue」流しながらレビュー書いてみました。ファルセットが魅力ですね。

しかし、やっぱり疑問は邦題。どうしてbe動詞を省いたんですか!?(笑)
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