「悪の教典」を観る。
ずっとマイリストに入れてたんだけど、グロいというお話を聞いていたのでなかなか手が伸びなかった作品。三池監督やし。
昼間に観る時間がとれたので、満を持して観ました。
例によって例のごとくそうでもなかった定期。
キャッチコピーから想像してた通りのお話で、ドストライクでした。
ひとは、なぜひとを殺してはいけないのか。
道徳の教材にすればいいと思う。誇張でも煽りでもなく。
共感能力がないというのは致命的で、ある意味、ハスミンみたいなひとたちは総じて不幸なのではないか。
人として生まれた以上、ひとりでは生きていけないのだから。
自分は快楽のためじゃないからと、ハスミンはクレイと決別しますが、その先には不幸しかないという意味ではどちらも同じなのだと思うのです。
翔とさとみの最期は今世紀ダントツの胸糞加減だけれど、そう感じてる自分に安心する。
同時に、ハスミンを殺してやりたいとは思っちゃいけないとも思える。
アレと、同じにはなりたくないから。
工藤阿須加とか松岡茉優とか岸井ゆきのとか個人的そうそうたるメンツがあっさりクレジットされててびびった。ぜんぜん気づかなかった。
あ、でも今回は二階堂ふみだってわかったよ。
俺、二階堂ふみだってわかったよ間違えなかったよ!←嬉しかったんやな。
山田孝之の死に様が今世紀ダントツでなんか笑いました。笑。