コーカサス

ジャック・サマースビーのコーカサスのレビュー・感想・評価

ジャック・サマースビー(1993年製作の映画)
3.4
戦地から6年ぶりに戻ってきたジャック・サマースビー(リチャード・ギア)。
しかし彼は別人であった。
ジャックの妻・ローレル(ジョディ・フォスター)は、“夫と違う男”と気付きながらもその優しさに触れ、二人は次第に愛し合うようになる。

16世紀にフランスで実際に起きた史実。
ジャック・サマースビーは誰なのか。
何故、彼はジャックを名乗るのか。

「人は望むことを信じる」
妻の言葉がこの物語の《全て》だ。
その想いは男も同じで、“ジャック”として生きることは死へ向かう事。
たとえつらい別れが待っていようとも、生きて愛し愛された証を残すため。

221 2019