高校の人気チアガール・バッフィ (スワンソン) が“バンパイア・キラー”に選ばれ、吸血鬼と戦うホラーコメディ。
「女子校生が実は強かったら…」というコンセプトまでは良かったが、蓋を開ければ然程の目新しさはなく、主役のクリスティ・スワンソンのほか、ヒラリー・スワンク、ドナルド・サザーランド、ルトガー・ハウアー、そしてノンクレジットながらベン・アフレック、ダイアモンド☆ユカイ(!?) らといった豪華出演者だけが印象に残る。
中でも一番の思い入れは、ルーク・ペリーだろう。
忘れもしない彼を初めて知ったのは、同じ90年代に大ヒットしたドラマ『ビバリーヒルズ高校白書』であった。
そこに登場した少し影のある不良青年ディランを演じたルークは、まるで“ジェームス・ディーン”のようで、ジミーファンの筆者は、直ぐ様ルークに魅了されたものだ。
しかし、その彼も2019年に52歳という若さで帰らぬ人となってしまった。
まだまだ見ていたかった俳優だけに、残念でならない。
105 2023