健一

ダーティハリー5の健一のレビュー・感想・評価

ダーティハリー5(1988年製作の映画)
3.0
劇場公開時鑑賞済。

私が初めて観たクリント・イーストウッドの映画が本作でした。
「1」〜「4」まで観てなくイーストウッドもダーティハリーも殆ど知らないのに何故いきなりこの5作目を劇場に観に行ったのか?全然覚えてません。

公開時のタイトルは
「ダーティハリー5 THE DEAD POOL」。
原題がそのままサブタイトルとなって公開されました。
よく考えたらこのシリーズ。原題は2作目から本作まで「ダーティハリー」ってタイトルは付いてないんですよね。
「007」みたいな感じでしょうか。

殺人予告。次の標的はハリー・キャラハン。
舞台を再びサンフランシスコに戻し 自らも『駒』となった殺人ゲーム『DEAD POOL』を基に展開する連続殺人事件に挑むハリーの活躍を描くシリーズ第5弾!

リーアム・ニーソン、パトリシア・クラークソンが若い!
イーストウッドも若...老けたな。
前作から5年くらいしか経ってないはずなのに なんか一気におじいちゃんになってしまったような。
まぁ、イーストウッドの中で色々あった5年間だったのでしょうね。

本作が今となって一番話題になってしまっているのは 無名時代のジム・キャリーが連続殺人事件の最初の方の犠牲者としてチョイ役している事。
『Welcome to the jungle』のPVでロックスターしちゃっているジム・キャリー。
この数年後に大スターになるなんて 当人も周りのスタッフ キャスト達も思わなかったでしょうね!

マスコミ嫌いのハリーがメディアと捜査に協力したり 新しい相棒がカンフー使いのアジア人刑事だったり ラストはマグナム44より何十倍もデカイ 捕鯨砲 をぶっ放したりと 新しい取り組みに何個も挑戦しているのがいい。
特にラジコンカーとのカーチェイスシーンは想像以上に手に汗握る💦大迫力!アイデアの勝利ですね!
本作を最終章として製作していたのか まだまだ作る気でいたのに終わってしまったのか よく分からないが ラストが前作(4作目)とほぼ同じようなラストショットだったので個人的にはもう少し ビシッと終わって欲しかった。

それにしても今回ヒロインを演じた若きパトリシア・クラークソンが前作(4作目)のヒロインでイーストウッドの愛人のソンドラ・ロックに 激似 なのがなんとも気になる。
もしかして・・・


劇場公開時 1988年 9月
丸の内ピカデリー1
💺913 席(当時)
客入り ?

父と二人でレイトショーにて鑑賞。
健一

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