TaKeiteaZy

ロジャー・ラビットのTaKeiteaZyのレビュー・感想・評価

ロジャー・ラビット(1988年製作の映画)
5.0
アニメと実写の共存が当たり前の不思議な世界で、妻(アニメ)の浮気相手(実写)を殺した濡れ衣を着せられたウサギ(アニメ)と、その浮気現場を告発した探偵(実写)がバディを組み、襲い来るイヤな判事(ドク)から逃げる話!

ディズニー+で発見、せっかくお金を払っているのだから、ちゃんとしてもらった方がいいと思い、この超絶ノスタルジック作品を視聴。俺これ子供の時になんかめっちゃ好きだったんだよなあ。多分小学校低学年くらい。ビデオで見たのをもっかい見たかったのに、なぜかテレビ放送時に親が見せてくれず、拗ねキレ泣き喚いてみせたことがあるくらい、痛烈に好きだったんだよなあ。でもその映像だけ焼き付いて、ストーリー全然覚えてなかったんだけど、こんなだったんだ。結構大人向けな内容だなあ。

でも、それを置いておいても、30年以上前にこんな魔法みたいな実写とアニメの違和感なさ過ぎる共存、役者とアニメスタッフの気合いの入りよう、今だったらサクッとコンピューターがどうにかしてくれるんだろうけど、多分作ってる時の気合い、というか作りながら夢が叶っていく感じが楽しくてしょうがなかったんだろうな。そういう想いがずっと伝わってきて、古めかしいけど何かずっと楽しいんだよな。ヤーレンズかよ。変なの、て思って見てない人がいたら是非見てみて欲しい。カートゥーンアニメのスマブラ、これこそが愛と熱意だと思う。

そんでドクことクリストファーロイド演じるヴィランが、きっちりと幼少期の俺のトラウマになっている。こいつの怖さだけアニメと実写の枠を超えてくんだよな。最後とかも、なんかロボコップの嫌なシーンみたいで、そこだけ7、8歳くらいの俺のマインドタトゥーになってしまった。

その辺も踏まえて、俺の人生にずっといる作品。ごめんなさい、点数は思い出補正です。本当好きだったんだよ。




でも、知ってか知らずか、ずっと淫語連発してるんだよねこの映画。親が見せてくれなかったのはそのせいか?だとしたらちょっとエロ過ぎやしねえか俺の親。昭和でそう認識してるわけないワードだぞ。
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