《団地の不良少年グループVSゴリラみたいなエイリアン》
まずはまさかのJ・ボイエガのデビュー作ということで驚いた。
こんな映画に出ていたとは。
もっとコミカルな作品を想像していたけど、思った以上にシリアスでしかもグロい。
主人公たちは中学生くらいだから、その年頃特有の演出とかがたくさんあって面白い。
母親からの電話だったり、イキってるけどめっちゃダサかったり、自分に変な名前つけたり、日本で言うところの厨二病全開の主人公たちは観てて笑えた。
こういう作品で人がバンバン死ぬのは意外だった。
なんだかんだ全員助かるかと思って観てたらそんなことはなくて驚き。
エイリアンに追いかけられるシーンはスクーターとか自転車で逃げるから緊張感があった。
自分がもしも追われていたらって想像しやすくてめちゃくちゃ怖かった。
思った以上に人が死んで、殺され方がグロテスクで、意外とシリアスという、想像とは真逆をいく、いい意味で期待を裏切られた作品でした。