マークの過去を描いた『男たちの挽歌』前日譚...なんだろうけど、昨今の異様に整合性の取れたプリクエルに慣れた目で見るとすっげえ雑。
マークのサングラス、コートが出てきたり、ベトナム脱出時に無意味にメインテーマが流れたりとシリーズへの目配せはあるものの、正直『〜挽歌』である必要性を感じない。
主役級の活躍を見せるアニタ・ムイにも違和感。男同士のクソデカ感情のぶつけ合いを描いてきたシリーズにやっぱり女は不要なんよ。タイトルも『男たちの』って言ってんだろ。(決して差別とかではなく、あくまであの世界には必要がないということね)
あと、時任三郎演じるホー、あんた誰？
てっきり若き日のホーさんなのかと思ったらあっさり死んでしまうし、単に名前が同じだけの別人？
あの殺し愛状態からどうやって一作目の大親友になるのか期待してたのに、そりゃないよ。
