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黄金の七人のHKのレビュー・感想・評価

黄金の七人(1965年製作の映画)
3.5
実は、3作目『新・黄金の七人 7×7』(造幣局のヤツ)はとても面白かった記憶があるのに、1作目と2作目はどうも記憶が曖昧。
昔TVでよくやっていたのと音楽だけはよく覚えていますが。
それで今回CSで本作と続篇と連続放送されてたのを録画鑑賞。

う~ん、やっぱり観たような観てないような・・・
でも、とても面白かったです。(←結局憶えてないのか!)

リーダーの“教授”と各国から集められた7人の犯罪のプロ(?)が銀行から大量の金塊を盗み出すお話。映画が始まるとすでに計画は進行中、すぐに物語に引き込まれます。
ユル~くヒヤヒヤさせてくれながら、約1時間もかけて金の延べ棒の山を頂戴する様子が描かれますが、その後どうなるかというと・・・

なるほど、やっぱり本作のロッサナ・ポデスタは峰不二子のモデルですね。
見た目だけじゃなく、その存在自体が大きく影響を与えているのがわかります。
007の秘密兵器のパロディのような小道具たちもシャレてます。
この作品は後続の映画だけでなく、ドリフのコントなんかにも影響を与えていそうですね。
登場人物が誰も死なないのもこの作品のスタンスがわかります。

尺も91分と手頃、こんなラストじゃ続編も続けて観ないわけにはいきませんね。
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