あざらし

アウトローのあざらしのレビュー・感想・評価

アウトロー(1976年製作の映画)
3.4
「ジョージー・ウェールズを探している。」

馬で荒野を耕す男:クリント・イーストウッド扮するジョージー・ウェールズ。まだ幼い息子もよくお手伝いをします。
そこへ、お母さんが呼びに来ました。

すると、向こうが何やら騒がしくなって来ました。たくさんの馬に乗った男たちがやって来たのです。
男たちは銃を撃ち鳴らし、家に放火したのでした。

ジョージーも止めようと割って入りましたが…

クリント・イーストウッド監督、主演作品です。

南北戦争が終わった頃、アメリカは荒れていました。
男たちに妻子を殺された男がその復讐のために立ち上がる話です。

元農夫のジョージーですが、根性と漢気が高く、むちゃくちゃ強いのです。
彼と触れ合った者は、彼に魅せられて仲間になっていきます。

クリント・イーストウッドらしい、男っぽくカッコ良い役がぴったりはまっていました。

南北戦争後には、まだまだ差別があったでしょうに、ジョージーはインディアンであるだとか、女であるとかを構いません。
そんな彼だからこそ、周りは付いていくのでしょう。

復讐をするうちに、たくさんの軍人を殺したとしてお尋ね者となり、高額な賞金をかけられるようになってしまいます。ジョージーは危機を乗り切れるのでしょうか。

「…もう、僕ね。
何も怖くなくなったよ。」
あざらし

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