PANDADA

シティーハンター 愛と宿命のマグナムのPANDADAのレビュー・感想・評価

3.0
北条司原作の漫画「シティーハンター」の劇場版アニメ第1作。

世界を股にかける情報屋キルヒマンは日本の警視庁に東ガリエラの極東破壊工作の情報を売るために来日するが、冴子の目の前で射殺される。
そんな中、獠と香は、チャリティコンサートのために来日した西ガリエラのピアニスト、ニーナ・シュテンベルクから父親探しの依頼を受けるのだが、、、的なお話。

まさしく、「シティーハンター」な作品ですね。おなじみの冴羽獠を観ることができます(笑)。

ストーリーも芯の部分はハードボイルド&ハートフルで、安定感ありますね。

「これを観たかったんだよ」って所をしっかり押さえてます。

原作漫画の方で獠のコルト・パイソンの銃口にサプレッサーをつけたりして、今でも「それ意味ないじゃん」と散々叩かれているリアリティの部分ですが、実は本作ではキチンと辻褄あわせてたりしてます。

ナガンM1895。
ものすごい古い銃ですが、サプレッサー装着できるほぼ唯一のリボルバーを出してますね。
よく観るとその特徴的な形をキチッと作画してあります。
確かにこれならリボルバーにサプレッサーつけてても、文句は出ないですね。
って、マニアック過ぎるか(笑)。

30年前の作品とは思えないほど、丁寧かつ安定した造りになっている良作です。
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