ももさく

ドラえもん のび太の創世日記のももさくのレビュー・感想・評価

3.0
夏休み、のび太がアダムとイブの本を読む所からの始まり。ジャイアンとのび太以外は着々と自由研究の宿題をしていた。そんな中ドラえもんが未来デパートに注文していた創生セットが届き、のび太は地球を作っていく。

ジャイアンは夜、裏山に光が飛んでいくのを見つけ追いかけたらカマキリの化け物を見てしまう。そこにタイムパトロールが追ってきて...。

【のび太が作ったパラレルワールドの昆虫人(ホモハチビリス)】姿は蜂だが人間に姿を変える事もできる。ほとんどの生物が海で暮らしていた頃...5億年前、神のイタズラにより生物達は急に陸に上がりはじめる。その後、哺乳類が進化した為行き場を失い地底で暮らしていたが地上で暮らす事を諦めていない。

チュンコ(こおろぎさとみ)昆虫人の女の子。

大統領(村松康雄)のび秀との話し合いに地上を全て返して欲しいと言うが...。

ビタノ(林原めぐみ)大統領の息子で大学生。卒業論文で地球が生まれた事を調べている。タイムマシンは青虫の形をしている。

エモドラン(山田恭子)未来のロボット。ドラえもんに似ているが黄緑色で鼻とヒゲがなく触角や羽根がついている。

【のび太が作ったパラレルワールドの地球人】

ノンビ(林原めぐみ)石器時代の少年。

ノビ彦(林原めぐみ)神話時代の兵士。

野比奈(辻村真人)平安時代のノビ彦の子孫。心優しい老人。チュンコとの出会いで人生が変わる。

のび秀(井上和彦)野比奈の子孫。野美コンツェルンの社長。

出木松博士(速水奨)出木杉に似た科学者。南極探検の為の気球を設計。

しず代(玉川紗己子)しずかに似たのび秀の秘書。

ドラえもんとのび太がうっかりやらかした事によりパラレルワールドの世界でさらなる進化をしていく生物が生まれてしまう話し。

とても新しいタイプのドラえもん映画でメインメンバーが活躍する事がなく神様として上から世界を観察し手助けすると言う第三者的位置にある。特にジャイアン、スネ夫は出番が少ない。

生命が生まれて食べたり食べられたりする所や天地がクルンッとなる所が楽しい。

エンディングの観察日記に注目してみると楽しい。先生は、どんな気持ちで言葉を書いたのだ?とつっこみたくもなる。

エンディングは海援隊の「さよならにさよなら」