YellTao

ガス燈のYellTaoのレビュー・感想・評価

ガス燈(1944年製作の映画)
4.0
表向きは優しく照らされていても、その後ろには漆黒の影を引き連れている。

ヒッチコック作品を支えたとも言われているジョージ・キューカー監督。アクターの魅せ方がまじで神!ポーラの構図はすべて名シーンだし、憎々しいほどのグレゴリーだって、時に見せる微笑みから冷たい表情まで魅力的なんですものーー嫌いになれないw
そして大好きジョゼフ・コットン …改めキャメロン警部♡「ただの想像の産物だよ」と現れる王子様感!❥❥❥このシーンの前後のホッとして泣きたい気持ち、仕返しだーーな爽快感が堪らない。
ハラスメントやストーキングが実態として認知された近年では、そのあるある手口も増えているだろう“ガスライティング”。
「日が昇れば夜だったことが嘘のようですよ」
いつか誰かのキャメロンになれるよう心がけなきゃなぁ。。
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