ベオウルフの叙事詩をパフォーマンス・キャプチャーを用いてCG映画化した作品。
CGの出来はものすごく良いのですが、やはりのっぺりした質感は如何ともし難いし
、「不気味の谷」は超えられないので、「凄まじく出来の良い最近のゲーム」を観ているような感じです。
もちろんCGならではのアクションは壮絶で、特に前半、グレンデル戦は圧巻。
何が凄いって、全裸ですよ、全裸(笑)。
それなのに、きっちり隠してる(笑)。
アキラ100%も真っ青です。
というか、ボスキャラと戦うのに敢えて全裸になるベオウルフを性格を疑いますね。
長ーい叙事詩をダイジェスト風にまとめたので、やたらテンポの良いストーリーに置いてけぼりになりがちですが、それでもまあ、話の筋は追えます。
しかし、「ゲーム・ムービー」っぽさは拭えません。手元にコントローラーがないかを思わず確認してしまいます。
それなりに面白くはあるけど、それなりでしかないかな。
あ、全裸戦闘シーンは是非ご一観を(笑)!