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摩天楼はバラ色にのおのちんのレビュー・感想・評価

摩天楼はバラ色に(1986年製作の映画)
4.0
あなたの友達に、お金持ちいますか?

「映画ならではの夢のあるサクセスストーリーだよね~」と言うべからず。ここには重要なライフハックが示されている。

つまり、エンリコ・モレッティ「年収は「住むところ」で決まる」にもあるように、自分がいい仕事をしたり収入を上げようと思ったときに重要なのは、自分がいかにそういう集団の一員になるかということ。

オンラインのRPG、FPS/TPSをたっやことがある人には実感としてあると思いますが、みんなのレベルが高いグループに入ると自分もどんどんレベルアップできる。言い換えると、立場が人を創るというか。

マイケル・J・フォックスが最後にああなれたのも、短期間であれエグゼクティブとして働くことで潜在能力が覚醒した(?)からだし、社長の奥さんに大物を紹介してもらってコネクションができたから。ただし、その法則があてはまるのは潜在能力はあるけど今までチャンスがなかったって人に限りますが・・・。

ヘレン・スレイターは、これと「スーパーガール」以外でもブレイクしてもよさそうなのに不発でしたね。社長の奥さんは、ベッド・ミドラーか板尾の嫁にしか見えなかった。

「それなら君はプロだったよ」(うろ覚え)は、いいセリフ!

2018.6.15
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