開明獣

コーヒー&シガレッツの開明獣のレビュー・感想・評価

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)
5.0
最近、結構、鬱になることがあってフィルマを小休止してました、しょんみり😔いいね、も、コメントも滞ってしまいましたが、かたつむりのように、また再開していきますので、出来ればよろしくお願いします😌

ではまず、愚痴ります😾

いやだって、フツー、「ネオナチとか恐ろしいですねー」って、レビューに、「日本も核武装すべきです!」とかコメント書いてきます😱??言論の自由って、誰に対してもどこでも何を言ってもいいってことではないんだし、普通、TPO気にするか、空気読むだろー、と呆れてしまいました😑

でも、ミニ鬱入ったのは、そんなことよりも、ニッパチの法則がもしも当てはまるなら、この被爆国の日本ですら、そんなこと考えてる人が、おそらくは2割はいるんだろうなあ、と思ったら、ぐったり、げんなり、しょんみりなのでした🥺

開明獣なんか、どーせ、あと数十年くらいの命だからどーでもいいけど、これからの時代を担う若い人達が気の毒だなー、と😢きっと、第二次大戦中に、「戦わなければ鬼畜米英の奴隷になる」とかいう意味不明な陸軍が掲げた陰謀論を信じて、「神の国、日本は負けないぞ、命を捧げろー!!」と心の底から叫んでた一般市民もやっぱり2割くらいはいたんだろうなー、と思うと、やり切れません😫

と、気分の沈んだ時は、昔なら煙草をモクモクと喫ったものです。開明獣、学生の頃はベビースモーカーで、一日三箱とか喫ってて、社会人になっても、二箱くらいは平気で吸ってたんですよ。ところが、今から23年前の35歳の秋に、「ん?もう吸いたくないな」となって、ピタリと止めてしまいました🚬それから全く何の苦労もなく、一度も吸いたくなることなく、これまで過ごしてこれてます🥴

この不思議な現象に対して、友人曰く、

「人間は、人それぞれ、一生に消費できる煙草の量がきまっている。おまえは、35年間で、おまえの一生分の煙草を吸いきってしまったんだ。」

この何の科学的根拠のない言葉は、妙に説得力があって、ぼんやりと頷いたものでした😌

閑話休題

本作は、昔は相性抜群と言われた珈琲と煙草にまつわるショート・エピソードが沢山連なったものです。ジム・ジャームッシュの映像作品らしく、泥臭さと洗練さが混じり合って、そして、モノクロでなければ出せない味がジャームッシュ・スタイルの真骨頂として、本作でも魅力全開なのです。

どのエピソードも妙にズレた会話がくすりとさせてくれ、それが癒しになってくれています。珈琲と煙草がなくても、本作で充分、明日への活力の源となってくれました。映画というものの存在に感謝です!!

もう煙草は吸わないし、珈琲も一日一杯くらいしか飲まないけれど、映画にはよく似合うモチーフですよね😊
開明獣

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