松原慶太

コーヒー&シガレッツの松原慶太のレビュー・感想・評価

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)
3.5
コーヒーを飲み、煙草を吸いながら、だらだらと噛み合ってない会話をくりかえす人びとを描いたオムニバス。疲れているときの、ながら見に最適。

変てこな挿話を語り出す人もいれば、笑いどころのわからない寒いジョークを話す人もいる。トム・ウェイツの「俺は禁煙したんだ。だから逆に、正々堂々と煙草を吸うふりができる」みたいな意味不明の論理には笑った。

くだらねー映画だな、と見ていたのだが、終盤になるにつれジワジワ来た。最後の爺ちゃんたちのエピソード、よく分からないけどジーンとする。
松原慶太

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