ほろ苦かったり、少し酸っぱかったり。
味わい深くて、豊かに香る。
オムニバスによる11カ所のシチュエーション。
テーブルの上が物語る11編のシュールで洒落たストーリーたち。
特に、渋くてレアな一息。テーブルを挟んで向かい合う神と神、イギー・ポップとトム・ウェイツには鳥肌ーーー。
色気と格好良さが半端なかった。
吹いちゃうからやめてと笑った『変な出会い』の、スティーヴ。スティーヴン。スティーヴ。ヴン。
センスの良い音楽と、なんてことない会話のブレンド。日常の何気ないひと時がスペシャルになるなんて。
こうゆうの堪らなく、好き。