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ヒンデンブルグのキーのレビュー・感想・評価

ヒンデンブルグ(1975年製作の映画)
1.1
1975年のロバート・ワイズ監督作品。主演はジョージ・C・スコット。

当時ブームだったパニック映画の一つですが、実際、飛行船が爆発するパニック・シーンはラストの約10分。その10分にたどり着くまでが、やたらと退屈です。
役126分の上映時間の内、前半約1時間は、ほぼ人物紹介。その1時間が過ぎて、やっと、物語が動き始めますが、1970年代の映画だと大目にみても、かなりゆったりとしたテンポの、サスペンスとも言い難いサスペンス。
この退屈さは、ラスト10分に向けての苦行でしょうか。
そのラスト10分も、まあ、ド迫力ではありますが、使用している実際のニュース映像とのバランスをとるためか、そこだけ全編モノクロ映像。
ド迫力は楽しめましたが、実際の事故映像なので、エンターテイメントとして楽しむことが、どこか不謹慎な気持ちにはなりましたね。
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