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ベイブのRyuのレビュー・感想・評価

ベイブ(1995年製作の映画)
3.8
心優しい子豚のベイブがとある牧場にもらわれる。そこにいるたくさんの動物達やご主人様のホゲット氏との交流を描いたファミリー映画。アカデミー視覚効果賞も受賞。
とにかく子豚のベイブがカワイイ!純粋で、礼儀正しくて、勇敢で、素晴らしい性格。前髪もキュートです(笑)。全体的にホンワカした雰囲気ですが、アヒルがまる焼きにされて食われたりと動物からすると酷な描写もあります。我々人間は動物達を殺して食べているのだと改めて気づかされ、感謝していただくのが大事だと思いました。動物の間でも、羊はバカだからとかアヒルやブタは食べられるだけだとか自分と違うことにより、壁が生じていますが、そんな違う存在とも仲良くできるんだということも無垢なベイブは教えてくれました。最初はベイブに冷たくあっていたレックスがベイブの為に下等だと扱ってきた羊に礼儀正しくお願いするシーンが特によかったです。なにごともない日々の動物達の交流にもホッコリしました。ファミリー向けですが、ちゃんとメッセージ性もあって、かわいらしくて心温まる作品でした。
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