ももさく

20世紀少年<最終章> ぼくらの旗のももさくのレビュー・感想・評価

4.0
ともだち暦3年(2017年)、ともだちは大統領となり世界を支配していた。

サナエ(福田麻由子)弟のカツオとオッチョを匿った。

カツオ(広田亮平)両親がともだちを批判した事により姉と2人暮らしになった。

敷島鉄男(北村総一朗)教授でロボット工学の権威。

カツマタ(神木隆之介)小学生の時、理科の実験が大好きだった。ケンヂが流した曲によりある事を思い留まる事となる。

他出演者→ 高橋幸宏(YMO)、斎藤工、高嶋政伸、田村淳、ダイアモンドユカイ、武蔵、原口あきまさ、遠藤賢司、丸山智己他。

最終章だから色々謎も解けていき沢山説明してくれる感じです。双子の体型の変化とか髪とか髭とかみんなみんな特殊メイクしてて、そこも面白い。

氷の女王、万引き、UFO、ロボット、ラジオなんかも印象的。

ともだちは、結局子供の頃で時がとまってしまっていたってのと、ねちっこい性格で過去された事を根に持ち、ただ友達が欲しかった、ケンヂと遊びたかった、そして幼稚なまま大人になってしまったって所かな。

「君には分からないよ…ともだちの気持ちなんてわかりゃしない」

遊ぶグループってヒエラルキーって程でもないけど目立つ子と普通の子と存在感のない子ってあってケンヂ達みたいに目立つタイプはクラスに誰がいたのかを覚えていなかったりするけど存在感がない地味な子はきっと覚えているんだろうな、どんな小さな事でも…って思った。

タイムスリップじゃなくてコナンのベイカーストリートの時みたいにバーチャルゲーム的な感じだと未来が変わるとかではないって事なのかな。タイムスリップしたとして未来がいい方向に変わる結果の方が幸せな気持ちになるんだけど。

それにしても沢山のひねりがあって、あの人死んだのに何でー?とかお面をかぶってるのは誰なんだ?とか案外サッパリ終わったなぁと思ったエンディング後のが逆に濃密で面白かった。ただ凄くわかりにくいですねー!。漫画も読んでないし初めて見たので終わってから登場人物やら色々調べてみましたが、なかなか密度が濃くて絞って書くのが難しかったです。

常滑に撮影が来てたって聞いてたけど、いまいちここかな?ってくらいにしかわからなかった…。

理解する為に3部作を2日かけて2回見ました。わかりにくいからこそ何回も見たくなりますね。