ノッチ

ピューと吹く!ジャガー THE MOVIEのノッチのレビュー・感想・評価

2.0
ミュージシャン志望の青年・酒留清彦は、謎の笛吹き男・ジャガージュン市と出会い、芸能人養成所「ガリプロ」のふえ科に入学。 

お金不足で廃止寸前となっているふえ科の存続のため、メンバーたちは、20億円のふえを盗み出すことに。 

かつて「週刊少年ジャンプ」で連載していた、うすた京介原作の青春コメディの劇場版。

シュールな笑いの極地。

うすたさんワールドですね。 

でもそれがうまく出ていたかは微妙ですが。 

全体から「なんでやっちゃったんだろう…」感が溢れ出ています。 

監督「なんで作っちゃったんだろ…」 

作者「なんでOKしちゃったんだろ…」

要潤「なんで出ちゃったんだろ…」 

ノッチ「なんで観ちゃったんだろ…」 

それがジャガーらしいといえばジャガーらしいですが。 

キャストは要潤さんが主役なこと意外、ややお笑い芸人の方がいっぱい出ているという印象くらいです。 

おぎやはぎ小木とか有吉とか板尾創路とか謎に出てて面白いです。 

とりあえず要潤さんのハッチャケっぷりが見事。 

序盤、ステージ上でひたすら2本の笛を叩き鳴らす謎のパフォーマンスが笑えた。 

また、本筋がなんだったのかを見失いそうになるくらい寄り道エピソードが数々あって楽しい。 

そんで、北野武映画をぱくったかのようなダンスシーンとか…わりと本気ダンスでおもしろかった。

夜中疲れたときとか、何か悩んで何も考えたくないときに見るといいかも。

身はないから心にひびくもんはないけど、心休まると思う。

しかし全体的にギャグが滑りっぱなしなんだよなぁ…。

映像やセットのクオリティは深夜ドラマに毛が生えた程度だし。

もったいない。
ノッチ

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