心にジワジワとくる感動が良い。泣かせようというわざとらしい演出がなく、人によって泣き所も違ってくる自然さがまた良い。
「ドニー・ダーコ」とは違ったジェイク・ギレンホールの演技が魅力的！
ホーマーの本気が試されるかのように立ちはだかる壁、特に父の無理解。
それでも諦めないホーマーと共にロケット作りに励む友達、彼の情熱に心動かされ応援する町の人々や常にホーマーを鼓舞し続ける先生の存在が大きい。
与えられた環境で満足する生き方もある。人生は、生まれ育った環境に大きく左右されるに違いない。
だが、ときに、強い信念と何度失敗しても立ち上がる不屈の精神があれば夢を叶えることが出来るんだという希望をこの映画に見た気がした。小さくまとまるなよってことだ。
原題「OCTOBER SKY」は、Rocket boys を並べ替えた言葉遊びにもなっている。
洒落ているー！
