カイル

影なき殺人のカイルのレビュー・感想・評価

影なき殺人(1947年製作の映画)
3.7
登場人物が多く力関係というか利害関係が分かりづらかった。
思い込みの目撃証言と強制的な自白でこんなに簡単に犯人に仕立て上げられる時代はやっぱり怖い。
地方検事ハーヴェイとして登場した人物は弁護士ホーマー・カミングスとして実在し、後に米国の法務長官になっている。あえて弁護士ではなく検事という役どころなのがいい。
「十二人の怒れる男」の感動とインパクトには及ばずでも結構面白かった。
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