不動産業を営む夫婦とその子供たちに舞い込むとある古びた屋敷の一件、立ち寄った彼らを待ち受けるものとは、という話。エディ・マーフィ主演で贈るホラーコメディ。
めちゃくちゃ久しぶりの鑑賞。ディズニーランドの同名アトラクションが基になってるということで、まぁそっちのことは全く知らないんだけども、今作に関しては怖さとか1ミリもなく映像も展開もがっつりコメディ路線。まずゴーストたちと戯れるエディ・マーフィの姿が終始楽しい、ってか、最大の見どころがそれと言えるかも。彼の驚き演技本当に好きなんだよなと。他とくに印象に残った点としては、禍々しいオーラを放ってるけどじつはそんなたいしたこと言わない水晶の中の女性、あとバツグンのハーモニーを奏でてはくれるけど全然役に立たない銅像4体、辺りかな。怖い屋敷との相性バツグン雰囲気バッチリのテレンス・スタンプよ。
基となったアトラクションが好き又は乗ったことあるって人には知ってる要素が出てきてそこらへん楽しかったりするのかなと。まぁ知らなくともエディ・マーフィ好きならフツーに飽きずに見れる。しかしファンタジーやホラーのジャンルとしては凡作。最後のほうとか、もっとほっこり展開に持っていけたような気がしちゃうんだよねー。途中にあるクモ嫌いの息子のエピソードとかもね。ハートフルコメディが好きな身としては至る所に勿体なさを感じてしまった、というところ。まぁ息抜きとして。
