ニコラス・ケイジ主演。トレジャーハンター「ベン・ゲイツ」が自身の一族に関わる秘密とアメリカ独立宣言書にまつわる秘宝に挑む。ミステリー的アドベンチャー映画。
共演にはダイアン・クルーガー、ショーン・ビーン、更にジョン・ヴォイトにハーヴェイ・カイテル。最初にちょびっとクリストファー・プラマーも出てたり。ニコケイ扮する主人公ベンはそこまで凄腕という感じもなく、ちょっぴりドジだったりわりと無計画だったり、これを人間味とか親近感みたいに感じれるかどうか、かな。謎を解いてくあたりの頭の良さそうな雰囲気はいいものの、個人的には主人公として魅力がちと足りないかなーと思ってしまうところ。で自身がまさにとある秘宝に関わる一族の末裔だったりして、そこに密接に関わるのがテンプル騎士団、フリーメイソンといった、関暁夫の都市伝説には必ずと言っていいほど出てくるような存在で、更にアメリカ独立宣言書のことなどなど、つまりは諸々の謎というのを史実と掛けてきてて、そこらへん興味を持てたらおもしろくなるんだろうなという感じ。博物館の警備が意外とザルだ、とか、主人公たちの謎解きがじつは効率わるいんじゃねーのか、とか、細かいとこにツッコミは入れない方向で。
かなり昔に一度見てて、内容はほぼ忘れてたんだけど、今見るとなんというか作品全体のパンチが足りない印象。『インディ・ジョーンズ』シリーズなどよりも『ダ・ヴィンチ・コード』あたりのテイストが好きな人はハマるのかも。まぁジェリー・ブラッカイマー製作映画らしいアクションシーンもちょいちょいあるもんで一応飽きずに見れた感じ。で今作はまだ覚えてるシーンがいくつかあったけど、続編は見たことあったかどうか本当に覚えてない。そのうち見てみる。
