作家として大成功し妻と子供の成長を見守る傍ら若者達と情事を愉しむ人生の絶頂オスカー・ワイルドの前に突如として現れた美しき一等星Bosie。同棲愛が違法とされる世界で愛と情欲に溺れるふたりの運命は果たして……。
美しき情景と肉体美、俳優達の演技が煌めくとても良い作品だったな。撮り方がまじでほんとに美しくて艶めかしくて、俳優達の演技が凄まじくてどセクシーで、ヴィクトリア朝の美しき装飾品や構図という背徳感も相まって呆然としてしまった。
マイケル・シーンの演じるRobbieに心奪われすぎてしんどかったんだよなあ。だって1番最初にオスカーのこと好きになって、それ以来ずっと献身的に支えてきたのに彼の目に自分は映ってなくて、それでも好きで離れられないからずっと近くにいたわけでしょ？しんど……。まあ最初に不倫させたのはRobbieなので善人でもない、というかオスカー含めあの映画に善人はほぼいなかったからどれもこれも身から出た錆ではあるけども。
…………それにしてもジュード・ロウ、天性の美しさと若さゆえのあどけなさと純粋さと我儘と自分勝手を引っさげて男を狂わせることにかけて右に出る者が居ないな。怖
